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2007年12月24日 (月)

クリスマスの夜に

ウイリー誕生!

このブログを始めた時、いつかはウイリーが我が家にやってきた時の話をUPしようと思っていました。でもなかなか決心がつかなかった。

でもクリスマスイヴの今夜書こうと決めました。

少し長いお話になるかもしれませんが、お付き合い下さい。

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2005年11月7日12歳で我が家にやってきたシーズーのボビーが他界しました。http://whily-papa.cocolog-wbs.com/blog/2007/09/post_9b77.html

周りの人には半年も持たないだろうと言われたのが、何度も「もうダメか」と思う死地を乗り越え頑張って17歳と4ヶ月、多分天寿を全うしてくれたと思います。

すごく手がかかりました。でもその分愛着も強くて、たった4年と10ヶ月なのに…何頭も犬を飼ったパパが始めて泣きました。枕元で聞こえた寝息も聞こえません。とても寂しかった。

だけど、ボビーの事ではママにものすごく負担をかけてしまい申し訳ないと思う気持ちが強く、そして何よりうららです。うららはなかなか気難しくて、私達も仔犬を産ませたいと何回かペアリングを試みましたが、ことごとくうららが嫌ってダメでした。

そんなうららが始めてきた日から受け入れて、寒い日にはくっついている程仲良くなったのはボビーだけでした。

そのうららも9歳これから老境に入ります。だからママと当分の間は「犬を飼うのをやめようね。」って決めたのです。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

年が改まって2006年2月末、季節は春とはいえ一年で一番寒い頃、人里離れた山中の資材置場で一頭の仔犬が冷たい雨に打たれて震えていました。

そこへその資材置場を所有している建設会社のオーナーのTさんが心配になって様子を見に来たのです。数日前に見かけたのですが、その時は天気も良く、きっと近くに飼い主がいるのだろうと思って、たまたま持っていたお菓子をあげて帰ったそうです。

でも雨が降って気になって行ってみたら、ずぶぬれになった仔犬がまだそこにいました。

かわいそうになってつれて帰り、食べ物をあげダンボールに入れて事務所の隅に置きました。

Tさんのお宅では、ランちゃんというゴールデンレトリーバーを飼っていて、この時大病を患っていました。(ランちゃんは4月に他界)

Tさんのお宅では仔犬を飼える状態ではなく、奥さんにも言えずにご主人は一人で世話をしながら飼い主を探すことにしたそうです。でもこの事はすぐに奥さんの知る所となりました。とても優しいご夫婦なので、夜人気がなくなる事務所ではかわいそうと自宅につれてきました。

飼い主を探しながら「でも見つからなかったらどうしよう。」今はランちゃんのこともあるしどうしても飼えない。たまたま隣家でTさんと家族ぐるみお付き合いをさせていただいている我が家のママに奥さんが相談されたのです。

ママはすぐに仔犬を見に行ったらしい。パパもその事は聞きました。でも前述の事があるので「我が家でも無理だね~」と言っていたのです。

ところが翌日、たまたま少し早く帰ったパパにTさんのお宅から出てきたママが「かわいいからチョット見せてもらわない?」と言ったのです。このときパパはママに魔法をかけられてしまったのです。

ママの後について、Tさんの玄関に入ったら…

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こんな顔したのが下駄箱の下にいたんです。私の顔を見たら出てきてコロコロじゃれるのです。可愛かった。

結局元の飼い主が見つかるまで我が家で預かる事にしました。

それから私達も飼い主探しのお手伝い。警察に改めて連絡したら「犬を探していると言う連絡はありません。飼える方がいたら飼ってあげてください。届けがあればすぐご連絡します。」との事。予防接種もしてあるか心配だったので、ボビーの時にお世話になった動物病院へ行って注射と検査。先生曰く「純粋なコーギーに間違いありませんね。ちゃんと尻尾も処理してあります。」先生も動物病院のネットワークでも探してくださると言うのでお願いしました。この間にパパは「ひょっとしたらこの仔犬はボビーの生まれ変わりじゃないか」なんて思ってしまったのです。

200652

数日後全てが徒労だとわかった時、この仔犬を我が家で飼う事に決めました。

登録をして鑑札をもらって…。やることはいっぱいあります。

そうだ名前何にしよう?

それまではTさんのご主人が呼んでいた「チビ」だったのですが、コーギーは中型犬だし…。

仔犬を見ていたら耳が変わっているのに気がつきました。コギの仔犬はそうらしいけど、耳が軟らかくて曲っている。それも前に垂れているのではなく、不自然に…百合の花びらみたいに後ろへ反り返っているのです。

少し前に見た映画、題名は忘れたけど「悪質な水族館で殺されようとしていたシャチが少年に助けられて、その少年が「フリー!ウイリー!」って叫ぶと空高くジャンプして大海へ逃げ出す…というお話。」 その主役のシャチの背びれが不自然に曲がっていたのを思い出しました。

「あ!そっくり!」で、その仔犬にウイリーという名前をつけました。誕生日は動物病院の先生が「1月中旬だと思います。」というので、1月15日にしました。

その時私たちが願った事

1) 悲しい目にあった子だからこそ人を大好きな犬にすること。

2) 他の人にも可愛がって貰える犬にすること。

3) どんな犬とも仲良くできる犬にすること。

もちろんその為の最低限のしつけはしたつもりです。

2回目の予防接種が終わってからは散歩で出会う、犬を連れた方に積極的に声をかけ一緒に遊ばせてもらったり、私達も始めてドッグランに通うようになりました。

私達の期待通り、今では犬種を問わずにお友達もたくさんできました。ウイリーが行くと「あーウイリー君がきた!」って声をかけてもらえます。小さい子どものお友達もたくさんいます。そういう習慣はディスクドッグなど競技をする犬にする為には避けなければいけない事だと、最近知りました。(でも、いいや)

Tさんのご主人がお出かけする時、ほとんど欠かさずお見送りするのは、ウイリーが我が家に来た日から始まりました。

時折ウイリーが出て行かないと「何だ~。今日はないのか~」とご主人ががっかりするくらいほとんど。私たちもその時は邪魔しないようにそっと見てます。

これで終わりです。

3

おかげさまで最近このブログを見て下さる方が増えました。ひょっとしたら「あ!あの子かも…」と思われる方がいるかもしれません。もしいらっしゃったらぜひご連絡下さい。ウイリーにお父さんとお母さんに逢わせてやりたい。私達も見てみたい。そして何より前の飼い主さんに「こんないい子になりましたよ~」って伝えたい。どんな事情で2ヶ月足らずの仔犬があそこにいたのかもぜひ知りたい。嫌味じゃありません。感謝して伝えたいのです。

「こんなかわいい子を我が家にくれてありがとう」って…。

でも一つだけお願いがあります。

「返して」と言わないで下さい。今度はきっと私たちが耐えられないから。

長い話を最後までお読みいただいて本当にありがとうございます。お帰り前に応援の↓ポチ!お願いします。

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コメント

じっくり読ませていただきました。素晴らしい出会いですね。
ウィリー君は間違いなくボビー君の生まれ変わりですよ。神様がちょっとした趣向をこらせてパパさんに巡りあわせたのでしょう。
天使のような子ですね。
パパさんに思い切ってストーリーを聞かせてって伝えてよかったです。素敵なお話でした。
年甲斐もなく・・うるる・・と。

迷子のマルチーズも飼主さんが見つかったと先ほど友人からメールが届きました。ご心配有難う御座いました。

投稿: MG | 2007年12月24日 (月) 21時38分

MGさんへ♫
長い話をお読みいただきありがとうございました。正直記事を書きながら(うるうる)してしまいました。
それからご連絡ありがとうございました。良かった、悲しい子がまた増えなくて…。

投稿: ウイリーパパ | 2007年12月24日 (月) 22時51分

人も動物も 会うべきしてあっていると思います。
それって必然だと思います。
だから きっとウイリー君も 判って居るはず!!
とても幸せそうな 顔をしてると思います。

良いかい方の処に 来る事になっていたのでしょう。

これからも みんな見守られてきっと幸せ。。。


投稿: みゆ | 2007年12月24日 (月) 23時04分

読みました…。涙がとまりません。ウィリー君は優しいパパとママにめぐりあえて、本当に幸せだと思います。
そんなウィリーくんとお友達になれたポポタンも幸せ!

投稿: ぽぽのママ | 2007年12月24日 (月) 23時33分

夢中になって読ませてもらいました。今も涙が止まりません。なんて幸せなんだろう、ウィリーくんは。。。だから表情があんなにも優しいのですね。ボビーくんもとても幸せでしたね!

先日、ウチから1頭のシーズーが巣立ちました。自分の手元から離れるのはとても寂しいものです。でも、新しい飼い主さんのもとできっと幸せに・・・と願っています。

素敵なお話をありがとうございます。とても心が温かくなりました。メリークリスマス!!

投稿: p.berry | 2007年12月25日 (火) 02時42分

MGさんへ♫
大切なことを書き忘れました。
決心が鈍っていましたが、背中を押していただいてありがとうございます。
一頭でも一匹でもかわいそうな子が出ませんように…。
メリークリスマス

投稿: ウイリーパパ | 2007年12月25日 (火) 12時36分

みゆさんへ♫
温かいコメントありがとうございます。
思い切って書いてよかった。
皆さんに見守られてウイリーは幸せです。
メリークリスマス

投稿: ウイリーパパ | 2007年12月25日 (火) 12時38分

ポポタンのママさんへ♫
お読みいただいてありがとうございます。
こんな記事が書けたのも、一緒に遊んでくれるお友達がいるからです。
これからもよろしくお願いします。
引き続きK-ワン(ウリャーどりゃー)よろしくお願いしますねポポタン
メリークリスマス

投稿: ウイリーパパ | 2007年12月25日 (火) 12時41分

p.berryさんへ♫
皆さんに温かいメッセージいただいて本当に感謝です。ウイリーが幸せそうな顔してるって言われるのが一番うれしいです。
p.berryさんのところから巣立った仔犬もきっと新しい飼い主さんのお宅で幸せになりますよ。
メリークリスマス

投稿: ウイリーパパ | 2007年12月25日 (火) 12時45分

こんにちは。
ウイリーくんにそんな過去があったんですね。
いつも、ニコニコ元気なウイリーくんを見ていたので、
そんな悲しいことがあったなんて…

ウイリーくんのニコニコ元気はウイリーパパさんやご家族のみなさんの
暖かい愛情の賜物なんですね。

うちのキネもやや人間不信な部分があるので、
長いペットショップ時代に何かあったのかもしれません。
ウイリーくんのように笑顔になれるように
私たちもたくさんの愛情を注いでいこうという気持ちになりました。

ありがとうございました。

投稿: れい | 2007年12月26日 (水) 10時44分

れいさんへ♫
お読みいただいてありがとうございます。
正直この記事UPするのだいぶためらったんですよ。でもコギのこと何にも知らない飼い主なので「ブログならいろんなコギ飼っている人の話が聞けるかな~」
と思って始めたブログなので、思い切って載せました。キネくんだって優しそうな穏やかな目をしていますよ。大丈夫。
これからもぜひぜひよろしくお願いしますね。

投稿: ウイリーパパ | 2007年12月27日 (木) 21時31分

読ませていただきました。
心が温かくなりました。
みなさんのコメントも合わせて、感動して涙してしまいました。
棄てる人も何かの事情があり、思い余ってのことなのでしょう(と思いたい)。
縁って不思議ですね~~~。
来るべくしてやってきたのですね。
ボビーちゃんとの出会いもウイリーちゃんとのご縁も。
ウイリーパパさんのブログへも、うちのちろが導いてくれたことを考えると、ちろも幸運を運ぶ天使かもしれません。
なんだか、すごく、今幸せな気持ちです。

投稿: まいきむ | 2008年1月 9日 (水) 12時10分

まいきむさんへ♫
早速ありがとうございます。
ウイリーだけじゃなくて、我が家だけじゃなくて、素敵なご家族がたくさん。かわいそうだけどけなげなWANもたくさん。
そう思うだけで幸せになります。
犬でも人でも他の動物でも悲しい思いをする子がなくなればいい・・・
心から願っています。

投稿: ウイリーパパ | 2008年1月 9日 (水) 12時46分

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